企業情報

斬新な製品、力強い科学、堅実な経験により、
力強い藻類産業を創る

 

企業理念

~ 藻類が拓く健康で心豊かな未来の実現を目指して~

 

地球と人類を育んできた生命「藻類」

現在、知られている藻類は約4万種ですが、まだ見つかっていない藻類も多いのでそれを含めますと1000万種を超すと推定されています。コンブやワカメのように大型の種類もありますが、顕微鏡で見て初めてわかる微細な種が圧倒的に多いという生命です。

 

この小さな生命が、地球環境の創造に大きな役割を果たしました。約30億年前に原始地球に出現したラン藻類は光合成で二酸化炭素を吸収して酸素を発生し、二酸化炭素が主成分であった大気を窒素・酸素が主成分の現在の大気に変えました。また、大気中の酸素からオゾン層ができ、有害紫外線が地表に届かなくなったので生物は陸上に侵出できるようになりました。光合成でできた酸素は、約10億年をかけて水中に溶け込んでいた鉄を酸化して鉄鉱石をつくりました。海域で大繁殖した藻類プランクトンは地殻変動で海底に埋もれ、石油資源となりました。このように私たちが生きていくのに不可欠な空気中の酸素、現在の文明の源である石油や鉄など、藻類が原始の地球に居なければ私たちも存在できなかったのです。

 

現在でも藻類は二酸化炭素を吸収して増殖し海洋動物の餌となり、あるいは死んで海底に沈み、陸上植物の10倍の規模で大気中の二酸化炭素を取り除く役割を果たしています。

 

地球と人類の未来を拓く「藻類」

今私たちは地球温暖化と気候変動問題、オゾン層破壊、水資源枯渇、森林破壊、生物多様性の減少、海洋酸性化、エネルギー資源枯渇、食料不足、貧困増大、感染症拡大など、地球規模で解決しなければならない深刻な問題に直面しています。

 

このような中で、藻類が持つ潜在力に全世界が注目しました。地球と人類を育んできた藻類の潜在力を十分に発揮させ、私たちが直面している地球規模の課題解決に貢献し、未来の地球環境と人類社会を持続可能なものにしていくことに大きな期待がよせられています。

 

藻類のもつ潜在力は、革新的な農業・水産業、化粧品および健康サプルメント産業分野で実用化されてきており、一層の技術革新により着実に市場規模を拡大しつつあります。同時に医療分野、創薬分野、化学製品分野、再生可能エネルギー資源開発分野での実用化にむけて、革新的な研究と技術革新が進められています。

 

藻バイオテクノロジーズ社は、「人類をエネルギーの制約から解放し、健康で心豊かな未来を創造する」ことを企業理念とし、筑波大学をはじめ国内外の大学・研究機関および関連企業と強い連携をもって、科学を通じて藻類の力をひきだし、斬新な製品、力強い科学、堅実な経験により、グローバルで力強い藻類産業を創っていきます。

筑波大学 屋外実験施設

 

藻類産業の展望

◇藻バイオテクノロジーズの長期戦略

まずは美容や健康によい油脂生産を最初の製品として製造販売します。

生産技術の向上により、徐々に単価が低く消費量の大きい商品の製造販売に移行し長期的には生産コストを下げ石油代替品の大量生産を目指します。

 

会社概要

2018年3月現在

会社名 藻バイオテクノロジーズ株式会社
代表者名

代表取締役 渡邉 信

事業内容
  1. 藻類の生産および加工
  2. 藻類加工物の販売および輸出入
  3. 藻類の培養・加工方法・利用分野の開発
  4. その他関連事業
資本金 76,449,500円

 

◇拠点

本社

〒305-0047

茨城県つくば市千現2-1-6 B-5

筑波大学内研究開発室

〒305-8572

茨城県つくば市天王台1-1-1

筑波大学 藻類バイオマス・エネルギーシステム開発研究センター 内

南相馬研究所

〒975-0023

福島県南相馬市原町区泉字前向540

    (一社)藻類産業創成コンソーシアム
    藻類バイオマス生産開発拠点内

 

◇株式の概要

2018年3月14日現在

会社が発行する株式の総数 600万株
発行済株式の総数 215,266株
株主数 12名

 

◇沿革

2003年 「環境とエネルギーに関する勉強会」(会長 故落合俊雄 元科学技術庁科学技術政策局長、元研究開発局長、当時:新日鉄常務取締役、昭和シェル石油(株)顧問)
2008年 勉強会メンバーを中心に、大学・研究所の成果を社会に生かす事業を実施するために、新産業を創造するTLO会社(㈱新産業創造研究所)設立
~2013年まで、主として筑波大学渡邉研の藻類を利用したエネルギー開発や、新しい温室効果ガス排出量計測による排出削減支援システム開発などを実施。
2014年 新産業育成(TLO)の期間を終え、生産販売を行うビジネス会社への移行準備(代表取締役 井上元)
2015年

社名を藻バイオテクノロジーズ株式会社に変更、増資、定款変更により新体制に移行。

  1. 筑波大、(株)新産業創造研究所の藻類研究と育成に関する実績、米国Heliae社の大量生産・製品の販売実績を結合した新会社となる。
  2. 筑波大学渡邊研究室を核として藻類R&Dセンタの創立とSOBIOからの資金援助によりR&D体制の整備
  3. 宮城県震災復興資金に応募、採択。本社はつくば市、工場は東松島市、営業は東京の体制整備(予定)。